「陽菜さんも理玖も、突然会いたいなんて言ってゴメンね。 どうしても二人に話したいことがあって。」 元々キレイな奴だったけど、その日に見た葵は本当にキレイで、その纏っている雰囲気から、葵が何を言いたいか予想がついた。 「実はね…私…彼と結婚することにしたの。」 葵の言葉に、陽菜がパアッッと満面の笑みを浮かべる。 その陽菜の表情を見て、更に葵が話を続けた。 「それから…理玖と陽菜さんと、散々騒いだ後でで、言いにくいんだけど…その…授かったの…。」 ……授かった??