「私は…良いんです。 理玖くんの妻ですから。 何があっても受け止めます。 例え…子どもの父親が本当に理玖くんだったとしてもです。 夫婦って…そういうものですから。 ただ…今までずっと苦しんできた理玖くんには、謝ってください。」 私がそう言うと…、葵さんは理玖くんに向かって 「理玖…今まで嘘ついてて、本当にごめんなさい。 子どもが二度と出来ない…って事も…本当は違う…。」