「良いわけないだろ!? 俺…陽菜が居ないと…もう…自分が自分らしく居られないんだよ。」 洋二の問いに、少し声を荒げて言った。 そう…陽菜が居ないと、普通の事がまるで出来なくなっていた。 陽菜が居なくなってから… ご飯も美味しくなくなった。 眠れなくなった。 研究に集中出来なくなった。 笑えなくなった。 陽菜の想いを考えると、胸が締め付けられる思いだ。 でも…同じように葵の事を考えて、俺は一歩も動くことが出来なくなってしまう。