~~陽菜side~~ 幸太くんの家に来てから、1週間が経った。 ―――――俺ね…陽菜のことが好きなんだ…。 そう…幸太くんが言って私を抱きしめてくれたあの日…。 「……離して…。」 自分の声じゃない…と思うほど、低い声が部屋に響いた。 私をあの場所から連れ出してくれて、こうして部屋まで使わせてくれると言っている。 そして…私を好きだと言ってくれた。 「幸太くん…ゴメン。 こんな所にまで付いてきて、こんな事言うのはどうかと思うけど…こうやって触れ合うことは、理玖くん以外の人は嫌なの。」