「親がいつでも泊りに来られるようにって、広い部屋を借りてくれたんだ。 だからお客さん用の布団まである…。」 「そうなんだ。」 「遠慮なく部屋にあるもの使っていいから。 姉貴が置いて行ってる化粧品とか着替えとか…好きに使って?」 慌てて出てきたから、何も持たずに出てきてしまった。 幸太くんの家に少しの間だけといっても、着替えとかは一度取りに戻らないといけないな。 「幸太くん……。明日講義二時間目からだから、朝…一回家に帰ってくる。 着替えとか、教科書とか取りに帰らなきゃ。」