.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 幸太くんの家に、しばらくの間お世話になる…と決めたけど…良かったのかな…? でも…深く考えたらダメだ。 ここは素直に甘えよう…。 だって…友達だから。 「俺の家ここ。201号室だから。」 201号室ってことは2階ってこと? でも…幸太くん1階のドアを開けようとしてる…。 「幸太くん…ここって1階の人のドアじゃないの?」 私の言葉に…幸太くんはニコニコと笑ってドアを開けた。