「それで……葵さんも理玖くんも…子どもは諦めてしまったの…?」



陽菜の瞳が切なげに揺れる。



「……その後、二人で話して……産もうってことになったんだ。」



「…………え??」


切なそうな瞳が一変、不安な瞳に変わる。






「………葵と…結婚しようと思った…。」