今まで好き勝手やり続けてきた自分に、罰が当たったんだと思ったよ。 でもね…更に最低なことに…俺は… 「子どもは諦めて…。」 って言ったんだ……。 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 「俺……最低なんだ……。」 陽菜に向かって、自嘲気味に笑う。 「……ホント…その時の理玖くん最低…。」 陽菜が涙を浮かべながら、小さな声で呟いた。 でも…その言葉とは裏腹に、俺の手をギュッと握りしめてくれた。