その日から、何度も彼女から電話が掛かってきたり、教室で話しかけられたりしたけど、全部無視した。
俺…元カノはこの子一人だけなんだ。
それから陽菜と付き合うまで、誰とも付き合わなかったから…。
そんな時だった…葵から話しかけられたのは。
「ねぇ…川崎くんの元カノのセフレって、私の彼氏だったんだけど…。」
って。
「川崎くんが、きちんと彼女の心も身体も繋とめて置かないから、他の男なんて見るのよ。
…ってまぁ~私も同じなんだけどね。」
「俺付き合ったの…初めてだったから…
彼女の事…大事にしたかったんだ。」
俺の言葉に葵がニヤリと意地悪な笑みを浮かべた。
「じゃあまだ童貞なんだ。」
「・・・・・。」
「いいわ。私がセックスの仕方、教えてあげる。」

