『ごめん、つい!なんか嬉しくて…』 そんな彼を愛しいと思った。 私も抱きしめたいと 守ってあげたいと 初めてこんな気持ちになった。 そして2年後ー。 私達は一緒に暮らすようになっていた。 でも優斗は自分の店を作るのに忙しくて あまり一緒にはいられなかった。 彼は夢を叶えたのだ。 親や、親戚の人がお金を貸してくれたみたいで 『思ってたより早くお店出せそう』 と、嬉しそうに話していた。 みんなから愛されてる彼を見て 私もすごく嬉しくなった。