「優斗の事、忘れられなくてここに来てんすか?」 「…」 「もう2年も経ったのに…」 公園には、彼女が鼻をすする音が響く。 この人は2年間ずっとここに来てたのか? 優斗のことずっと忘れられずにいたのか? そう思うと、俺も胸が苦しくなった。 「…とりあえず帰った方がいいっすよ。 ここ人通り少ないし 1人でいたら変な男に捕まりますよ」 彼女は、俺の服の裾を掴んだ。