「まじで…?

あっ、明日も来る…よな?」



また頷いてくれた。



それだけなのに
なんかすごい嬉しいんだよな、俺。




「じゃ、明日おにぎり作ってくる!
嫌いな具とかある?」


彼女は首を左右に動かす。



なんでこんなに嬉しいのか

自分でも不思議なぐらいだ。




ちょっとしたことなのに。


ただ、首を動かしてくれただけなのに。




それでも嬉しくて俺は彼女に話しかけ続けたー。