「えっ、とさ、お前ほんとに大丈夫か? 家に居たくないの?」 さっきとは違って遠慮がちに聞いてきた。 その言葉に首を左右に振る。 すると、また嬉しそうな顔をするから なんだか可愛く見えてきた。 「じ、じゃあさ! やっぱ俺送るよ! せめて近くまででもさ、こんな時間に女の子1人は危ねぇし」 悪い人ではないのかもしれない。 そうは思うが 知らない男の人に家を知られる訳にもいかない。 私は左右に首を動かした。