じゃ、了承ってことで。
グイッー
彼女の手を引っ張って歩きだした。
ほそっ…。
思ってた以上に細い手首を握りながら
ちゃんと食ってんのかよ…
と心配になった。
公園を出ようとしたとき
彼女は俺の手を振り払おうと手を動かした。
だが振りほどけるほどの力ではなかった。
力ねぇなぁ…
そう思いながらも
初めてみせてくれた反応に少し嬉しくなり
足を止めた。
彼女の方を向くと
あんなに溢れていた涙は止まっていて
目が少し赤くみえた。
「いいたいことあるなら
ちゃんといってくれないと…」
なんだかだんだん申し訳なくなり
声が小さくなってくる。
