優しい笑顔で私を見ているのは 翼くん。 優斗はもういないんだ…。 優斗がいなくなってから 初めて優斗の死を受け入れられた気がした。 「とりあえず、中入りません? 俺、腹ペコ」 陸くんがお腹を抑え、お店のドアを開ける。 涙を拭い、翼くんに手を引かれ 中へ入った。 ー中は女性のお客でいっぱいだ。 「おー、陸じゃねぇか! おめぇ、最近全然来ねぇから寂しかったぞおい!」 厨房の方から、元気な声が聞こえた。 陸くんの知り合い…?