「み、う…」 「え…」 「今、声…」 私の口から、小さな音が溢れた。 「み、う… 私の…名前……」 涙が溢れた。 ー私の心には鍵がかかっていた。 自分の名前を呼ぶ優斗の声が 毎日頭から離れなくて おかしくなりそうだった。 名前を呼ばれるのが大好きだったのに 優斗がいなくなってから 大嫌いになった。 どれだけ苦しめばいいの? いっぱい苦しんだら、優斗は帰ってくるの?