中学2年生になって初めての夏


くだらないありきたりな会話を今は2人しかいないたまり場で語り合う


「今好きな人いんの?」

また始まった…


毎回恒例の恋バナ


正直言えば彼氏がほしくてたまらない
なのに素敵な人は現れない

「いるわけないでしょ」

いつもの調子で軽く流す

「ねえ、水風船やりたい…」
「やりたーい!!」

夏といえばこれしかない


夏話しで盛り上がってる最中に自分たちの存在に気付けと見せつけるように2人組の男子がこっちをみている

視線に気がついて困り顔をした


入りたくて仕方なさそうにしているのでいつもお決まりの誉めあい


「遥奈はかわい~よね。
かわいい女の子に言われたほうがうれしいとおもうなっ」

「美月はいいな~モテモテで。
サバサバタイプのお嬢様は人気よね~」


白々しい言い合いに私は負けた


今まで勝てたことが一度もない
そのたびに私は使われパシられ…


まあいいやと開き直る