闇に差した光

「不用心だな。」





真一が私の気持ちを代弁するように言った。






これからどうしようか。星が出てくるまで待つか?






そんなのつまんない。







入って行こう。









そう思いスタスタと歩き出した。





その考えに気づいた真一が何も言わずについて来る。








真一は私の良いパートナーだと思う。














何も言わずとも気づいてくれるから。