闇に差した光

「そちらのご自宅にお住まいだった
宇和神 美琴様をお迎えに上がりました。」





「えっアイツを⁈」





「あの、宇和神 美琴ですが。」





「あぁ、美琴様ですね。お部屋の準備は整っています。お荷物をお持ち致します。」





「ありがとうございます。」







いかにも、ボディガードみたいな厳つい

顔したお兄さんが結構重いであろうバッ

ク3つを軽々と持ち上げた。


「こちらのみでよろしいですか?」





「はい。大丈夫です。」







「では、向かわせていただきます。こちらにお乗りください。」