闇に差した光

「待って」





しつこいな。





「なんですか。」





「まだ納得出来ない。あんたが自分のお金で買った証拠を見せなさいよ。」







はぁ、しょうがないなぁ。





私は通帳の一部を見せる。











「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん、ひゃっひゃくまん、せんまん⁉︎おく!……」






「なんでそんなに」









義母さんは驚きすぎたようだ。



私は通帳をスッと取って歩き出した。




そういえば樹里もいたんだった。



樹里も驚きすぎたようだ。