「あ、美琴。こいつ、アンタが部屋で電話かなんかしてた30分程度の時間でおだちやがって部屋グチャグチャにしてたのよ?全く、常識も備わって無いのかね?此奴は!!」




吐き捨てるように言った凛にビクッと来耶はビクつき、斗真と星は互いに小声で慰めあってた。




「あの人、怖いね。」


「うん。星、あの人には気をつけなよ?」


「あの人ってどんなひと?」


「えっとね、見た目はホワホワしてるでしょ?あの人。でも、怒らすととんでもなく怖『あぁ!!??』ヒッ、す、すいません!!!!」



「あ、ほんとだ。」




そんな二人は放っておいて、


「凛、ありがとね。そうなることはよそくできてたから。凛がいてくれて助かったよ、ほんと…」


「アンタも大変なんだね。」


「うん、こいつらの世話だけで手一杯。」

「美琴は凄いよ、誇りを持って!」