次の日の昼



私は衝撃的な光景を目にしていた。



いや、あのね



その、定番の部屋がぐちゃぐちゃになっていたとかそういうのでは無いのですよ。


なんか、黒鬼の総長さんが泣きながら部屋を掃除しているというね。




そういうビックリな光景を目にしているのです。




まあ、でも理由は聞かなくても分かった。


凛が目をぎらつかせて来耶を睨み、斗真と星は怯え、真一は呆れた目で傍観、知哉と隼人は二人でオセロ。



あー、こいつ凛にこっ酷くやられたな。



瞬時にそう思った。




てか、来耶情けな。