闇に差した光

いくらスッキリした気分で起きたといっても、やっぱり私は低血圧なわけで、



「おい、てめー真一。重いんだよ。私の上で寝るなんていい度胸とご身分じゃねーか。」




と低い声で言った。




すると、ダルそうに目を開けて




「んぁ?み、こと。はよ。ふぁ〜あ、わりぃまだ眠い。」




と言ってきた。





はあ?という暇なく再び眠りにつく真一。




こいつも私同様、いや、私よりもいくつか上をいっている低血圧である。




なので、寝起きが一番機嫌が悪くもし起こしたのがそれこそ斗真だったりしたら数発食らってたかもしれない。




はあ、こいつ全然起きる気配ないんだけど。




今日は火曜日。




明日は話し合いをするとして明後日はモデルの仕事。




ってことは、雷龍にけりつけるとしたら金曜以降になるな。