闇に差した光

「えーっ!!」



と星は渋り、




嫌なことを思い出したとでも言うように斗真は、


「はぁ。」



と重い溜息をついた。




諦めて学校の準備を再開した星と斗真を確認し、部屋に入り扉をバタンと閉めた。




ーーーーーーーーーそれから何時間経っただろうか。




私は部屋に入った後、ベットに入り熟睡していたようで意識を取り戻した時にはとてもスッキリとした気持ちだった。






とりあえず起き上がろうと体を起こそうとすると、妙な重さを感じた。





妙というより完璧なる違和感。




体全体に何かが乗っかってるような感覚。




ふわぁ〜とあくびをしながらも見てみると、納得した。





この重さの原因は、コイツだ。





ていうか、なんでコイツが私の上にいるの?




確かに、休むとは言ってたよ?




ねえ、し、ん、い、ち、くん?