「で、美琴どうすんの?俺たちも動く?」





「動くよ。狙いは私たちみたいだしね。



明後日にでも隼人ーはやとーと来耶ーらいやー呼ぶか。





白狐のことも話しておきたいし。」







「わかった。知哉に連絡するよう言っとく。」







あ、でもこのこと斗真には言わないほうが…







「隼人呼ぶことは斗真には言わないでおこう。」






と苦笑いでまるで私の考えをくみ取ったかのようなタイミングで真一が言った。










斗真は隼人のことが大好きなのだ。







なので隼人は私がいないときに斗真を鎮める良い助っ人でもある。





だが、逆に隼人が来ることを以前から知っていても面倒なことになる。