じとー…っと真一を睨んでいると、察したようで、



「これ、もしかして俺のせい…?あそこでピアス見られた?」





とつぶやくように言った。






悶々と考えているようなのでとりあえず睨むのをやめる。






「それが一番考えられる線だな。一応白狐は桜狐の三番手、スパイでもいたんじゃねーの?まあ、私たちに喧嘩売ろうとするなんて、思いあがってるバカ共くらいだけど…
今回のは、真一のアレを見て喧嘩売ってきてんだから、相当腕に自信のある奴らなんじゃないの?」







雷龍あたりか…あいつらは喧嘩好きだしなぁ