闇に差した光

「話があるんだ。屋上来てくれない?」







ここでは話せないってことか?





「いや、今日は用事があるので速くかえりたいんですけど。」



しっかりと相手を見据えてそう言うと
幹部くんはたじろいだ。


私は根暗な地味子だと思われていたのだろう。







さっきまで、睨んでいた威勢はどうしたんだ?