結局、斗真の可愛さに負けて斗真のバイクに乗ることにした。







明日からは学校に行けるということで皆んな素直に帰った。








マンションに帰ると、斗真が





「ちぇっ、いいよなぁ…星たちは美琴と同じ高校で。」





なんて言い始めた。









「ああ、ていうか、なんで斗真たちは美琴と同じ高校にしなかったんだ?」








同い年だろ?


と付け足して頭からハテナマークが出るほどに不思議そうにしている星。









「あっ!偏差値がちょっと高いからか?」








なんて馬鹿なことを言っている。







確かに不良が占拠してたと思えないくらいに偏差値は高いが…






「あぁ?舐めんなよクソガキ。俺たちはお前よりかは頭いいぜ。」




と真一。









そう、あの知也でさえも人並みよりは断然頭が良いのだ。