闇に差した光

もう用もないので、私は帰る合図の左手をあげると続々とバイクの場所に戻っていく。







するとだんだんと頰の色が戻っていく女の子達に面白みを感じながらもバイクの場所につくと斗真が







「美琴〜!なんで彼氏役俺じゃないの?
俺やりたかった…お詫びに帰りは俺のバイク乗って?」








と言ってきた。







出た!!!







斗真の必殺可愛さ作戦!






今、斗真はシュンと犬のように頭を下げて落ち込んだあと








まるでいいこと、思いついた!というようにバッと顔を上げてキラキラした瞳でそう言って最後の最後は頭をコテンと傾けた。