闇に差した光

『お前らは何故赤鬼と関わってる?』








白狐総長からの質問。






答えたくねーな。








ふと、隣にいる樹里が真一を見て目を輝かせているのが見えた。









パーカー越しでも真一のイケメンオーラは健在でこんなもんで目を輝かせているのなら素顔を見た時は倒れるだろうと思う。










それほどまでに真一はイケメンだから。









そこで、私は考えた。









私が真一と付き合ってることにするのはどうだろうかと。