闇に差した光

『お前らの冗談に付き合ってる暇なんてないんだよ。お前ら、行け』








馬鹿だなー、見極めろよ。白狐総長。









わたしは右腕を上げた。








すると、近づいてきた足音。











全員が赤鬼パーカーを着ている。









真一、斗真、知哉、千鶴、美鶴、綺鶴
耳にはピアス、元祖赤鬼メンバーはさっき一緒にいた時とはまるで違う威圧的オーラを醸し出していた。











『なっ、真面目にこいつらあか、赤鬼なのか⁉️』










怖くなってきたらしい白狐総長。









もはや、自分達が赤鬼だと否定できないくらいのオーラだ。