闇に差した光

隣では、樹里がクスクス笑ってる。









今に見てろ、笑えなくなるから。








「星、零、戒いいよ。」









私がそう言うとあらかじめパーカーを入れておいて持ってきたバックを開けてそれぞれのパーカーを取り出した。











白狐総長の目の前でガバッと3人がパーカーを着る。











『お前ら、なにやってんだ?パーカー?
ハッ、赤鬼とか書いてやがる。見栄はりすぎなんだよ。嘘ついてまでなりたいのか?』













「嘘じゃないよ。」







『はぁ?』















「この3人はもう赤鬼の一員だよ。」