闇に差した光

スピーカーにする。






「は、はい。もしもし宇和神ですがどなたで『お前、今どこにいる?零、戒も一緒なのはわかってるんだ。学校内だということもな。答えろ。』





白狐総長だ。







チッ。遮りやがって。




ひっくい声出しちゃって怖いとでも思ってるのだろうか?









『黙ってないで早く答えろ。お前らが学校に来てまだ帰ってないことは明らかなんだ。お前らは逃げられねぇんだよ!覚悟しろや。』







腹立つなぁ。







そう思っていると真一が画用紙に何か文字を書いてた。