闇に差した光

私の口調が変わったことについて少し焦りながらも素直に私についてくる。








「お前ら、バイクか?」






「はい。場所は学校近辺にあるスーパーのウラです。」






「わかった。まずはここから飛び降りれるか?」






私が聞いたのは窓の鍵部分が錆びていて少しコツを掴めば簡単に開けられる窓から飛び降りれるかどうか。






「多分大丈夫だと思いますけど美琴はどうするんですか?」




は?





「もちろん、飛び降りるけど?」






「「えェェ⁉︎」」







「お前、足壊れんぞ。」






珍しく戒が喋った。