闇に差した光









「なっ⁉︎」








驚いてる驚いてる。






今、私は戒の手首を掴んで腕を零の首元に回している。







サッと戒がもうひとつの手で私をつかもうとしたが、パッと避けた。







「ちょっと、物騒なことしないでよ。
私だよ。美琴。とりあえず、安全な場所行こう。」









ポカーン









いまの彼らはそれが一番よく似合うだろう。






何が起こったか分からない様だ。