ー美琴ー
「ねぇ、ねぇ、みこ、じゃなくて真一。
白狐が真一と美琴とそこの星って子と零って奴と戒って奴探してるってさ。なんか、反逆者とその仲間だって。」








と、千鶴。








今、私の名前言おうとしたな。







でも、やっぱりな。








そーゆーことにはなるわな。








赤鬼に喧嘩売ってることも知らずに。






バカな奴らだ。








「み、じゃなくて真一は星を仲間にするために連れてきたんだろ。」
と知哉。









こいつも今、私の名前言おうとしたな。





「ああ。」と真一。







「えっ⁉︎」






真っ先にビックリしたのは星。



それはそうだろうな。