溺れてる!?なんて思う前に身体が動いていた。



僕は飛び込んで、ゆゆちゃんの身体を抱き上げた。



「ゆゆ!ゆゆちゃん!?」



けれど返信はない。




まさか………!?

と思ったけど、気絶していただけだった。



「良かった…ほんとに良かった…」



僕は腕に抱いたゆゆちゃんの身体を、きつく抱きしめ、プールからあがった。