ゆゆちゃんは僕を突き飛ばす勢いで、出ようとするから流石にそれ以上はからかわないで試着室から出た。





「その水着、ゆゆちゃんにすごくよく似合うからプレゼント!それにからかいすぎたからね」



と僕が言うと、




「え!?いいのこんな高そうな水着!ありがとう」



と からかわれたことなんて忘れたように、満面の笑みで返された。








忘れたような笑みにちょっと腹が立ったけど、満面の笑みをみたら許してしまった。