擬態化同盟 ~教師と生徒の秘密事~



生徒会長として、文化祭の準備に追われながら、いつ練習していたんだろうか。

「やばーい!結城君、カッコイイ!」

「だよね、だよね!」

魅了されて呆然と舞台を見ていた女子達がにわかに落ち着きが無くなってきた。


まぁ、ね。カッコいいよね、あれは。

勝手な偏見だけど頭の良い人は然程運動神経は良くないと思っていたし、更に結城君は帰宅部だ。

完全に騙された気がする。


最後に、最初と同じ配置に戻り、5人が肩を大きく上下させながら静止すると、拍手に混じって黄色い歓声があちこちから上がった。


あれは、反則的だ。

ちょっと・・・。

いや、結構・・・、カッコいい・・・。


・・・って、今の無しッ!!