「ふんっ!ほっ!んーーー!!」


いくら飛びまくっても
黒板の上の端に届かないのだ。


「くそぉー…
椅子登るか…」



私は諦めて椅子の上に立って
上の端を拭き始めた。



「ふう。綺麗になったかなー…っと」


「麻里奈、パンツ丸見え。」



…………


「紘っ?!!?!!」



声のした方をむくと、
私の立っている椅子のよこで
しゃがんでいる紘がいた。



当然しゃがんでる紘からは
椅子の上に立ってる私のパンツが


丸見えなわけで。



「っ!!みないでよ、!!
紘のばか!」


必死に隠そうと椅子の上で暴れていると、
バランスがくずれて



「あぶねっ!」