試合が終わると拍手が練習場に響いた。 拍手をしていたのは、もちろん加奈と由奈と啓太の3人だった。

加奈 「優梨、あなた強いのねさすがに玲哉には勝てないと思っていたんだけど。」

由奈 「玲哉君に勝つなんてすごいね。今度私も試合お願いしてもいいかな?」

啓太 「優梨さん、さすがです。まぁ、ここまでやるとは思いませんでしたが。」

と、3人がそれぞれの感想を・・・

優梨 『みんな、ありがとう!あと、試合のことはいつでもいいよ!』

玲哉 「優梨、お前に聞きたいことがある。」

優梨はいきなりどうしたんだろうと思いながら

優梨 『うん。聞きたいことって何?』

と答えた。

玲哉 「優梨、お前は何者だ。」