加奈 「詠唱無しであんな魔法が使えるはずない!
玲哉の使った魔法は3単語よ、優梨は3単語以上の魔法で打ち消したのよね!でも、玲哉の魔法の槍レベルでいうとCかもしれないけどスピードと威力がすごかったからBランク、いえAランクよ!。だから4単語以上の魔法を使わないといけないのに!こんな短期間に4単語以上の詠唱ができるはずない!!」
大声で言ってる加奈に優梨は、
優梨 「あのね加奈、無理じゃないの。私が使った魔法は2単語の初歩的なものよ。でもそれに一工夫したの、もし私が同じ魔法を2回使ったとしてそれをぶつけたらどうなると思う?啓太答えて。」
啓太 「魔法がぶつかりあって相殺すると思うのですが・・・」
優梨『うん!正解!
でも、相殺したら意味がないから私はそれに一工夫したんだよ!
海に波があるように魔法にも波があるんだよ、波があわないから魔法が相殺しあうの。だから私は2つの魔法の波をそろえたの。そうしたら4単語の魔法と変わらない威力が出たってこと。それに詠唱は口で言うより心の中でいったほうが速いし魔力を練り混みやすいの!無詠唱って難しけどね!』

