二人とも動かず、しびれをきらせた玲哉が先に動いた。

玲哉 「お前から来ないなら俺から行ってやる!
手始めに・・・ アイス・スピア 氷の槍よ、いけ!」

玲哉は氷の槍を魔法で作り優梨に攻撃をした。

優梨 『ウィンド・トーネイドウ 竜巻よ、防げ!』

玲哉 「やっぱりこのくらいじゃ倒せねーか。 ってことでワンランクあげるか。 アイス・スピア・テン 10本の氷の槍よ、いけ!」

優梨は逃げる様子も魔法を使う様子もなく、試合が終わるかと思われた瞬間10本の氷の槍が方向をかえた

観戦していた3人がどうして方向が変わったのか分からずにいると・・・

玲哉 「今の・・・お前、詠唱しなかっただろう!」

観戦者3人 「!!!!」