数日が経った時だった



渡り廊下で聞こえて来る声
周りは騒いでる




「弱いもの苛めしてんじゃねーよ!」




黒木先輩が3年の男の人に殴りかかる所だった




「はぁ?誤解じゃねー?そっちから喧嘩売って来たんだけど?」




黒木先輩を挑発する男 うすら笑いしてる




「嘘ついてんじゃねーよ!」




「そうだね。恐喝は犯罪だ。謹慎だけじゃーすまないだろうね。停学?条件次第では見逃してやるけど?」




城田さんが二人の間に入って何か言ってる



でも 私の心臓はバクバクいってて内容までは入って来ない




「お前は甘い!そんなんじゃコイツら・・・」




「あ~。そうだな。でも 見てる人もいる時間の問題かもな。でも 二度とコイツに関わらないって言うなら 今は見逃してやる。今度関わったら・・・・」




ニコニコしながら言う城田さん 少し安心する



「わかったよ。もうしねーよ!」




そう言いながら3年の人は帰って行った