俺を見ろ

「じゃ~ 男は誰に入れたの?」





どきん!




本人 目の前にして言えない
でも 小声で・・・




「・・・・黒木先輩。」




「聞こえた?黒木。黒木に入れたって。」




今 絶対に顔が赤いと思う
見られないように お姉ちゃんで顔を隠した




「もーいい加減離れろ!」




私を引っ張って 顔を覗きこんだ




「黒木は 誰に入れたの?」




「俺だけど。」




え?自分に入れたの?



振り返ると何も無かったような顔をする
それだけ 自信があるんだ




感心する私