禊「お前、大丈夫か?」

亜「大丈夫じゃねーよ。
現実逃避してんだから邪魔すんなや!


禊「頭が心配になるわー」

そんな哀れんだ目で見るな。


亜「だったら、その
…この態勢止めませんか?」

禊「えー、この態勢ってー?」ニヤッ


絶対分かってるな。
私に言わせたいがためやってんな!!

亜「この…
壁際に追い込んで、両手を顔の横につき、私の足の間に高坂禊の片足が入ってくる態勢の事です。」
言い切って高坂禊を睨む。


コイツはニヤッとして、

禊「ねぇ、」


甘い声を囁いた。


禊「この態勢の名前言ったら止めてあげるよ?」