亜「本当?」

不安げに聞いてくる。

だから俺は
禊「あぁ、つーか女で良かった。」

なんて気づいたら言ってた。


亜「ありがとう゛ー」
その言葉を聞いて泣きそうになる亜瑠。
何故か泣かれんのが嫌だった。
笑ってほしいと思えた。


亜瑠は泣き止んで、
亜「なんで禊は学校では冷たいの?」 と言った。

学校?

禊「は?なんで亜瑠が俺の学校知ってんの?」

あ、バレた。みたいな顔してる亜瑠。

禊「亜瑠さ~ん?どうゆうことですか?」
白状しろと目で言う。

亜「私と禊は同じ学校で…」


禊「同じ学校で?」

亜「隣の席です…」
は?
隣の席って…

禊「は?お前あの地味な奴か?」


亜「確かに地味だけど地味って言わないでよ!」


いやいや、変わりすぎだろ。