亜「あのね、落ち着いてきいてね?」


禊「あ?あぁ」


私はね、

亜「私は女なんだ。」
ごめんなさい。









禊「はああぁあ!?」

亜「本当だから」
パサッ


フードを外した。


禊「お前、女だったのか?」


亜「うん。ケンカする時は男のふりをしてた…」


禊「そうか...」

あぁやっぱり無理だよね。

亜「ごめんなさい。もう二度と関わらないから」


禊「は?何言っ亜「騙すつもりなんて無かったんだ」


亜「ごめん。さようなら。」

私は踵を返し歩き始めた。

はずだった。


禊「待てよ!」