禊side

禊『凛、今日迎えに行けなくなった。ごめんな。ちゃんと気をつけて帰れよ?

あと、繁華街は通るな。
分かったな?』

凛『うん、分かった。じゃあね!』

ピッ、

電話を切った。

俺は高坂 禊ーKousaka Misogiーだ。

今電話してた凛の兄貴。
ま、義理のだけどな。
俺が高2で凛は俺と同じ青嵐学園に入る新高1。


青嵐学園は進学高で頭が良い奴ばっか、
だから凛は勉強頑張って入るために予備校通ってて、それの打ち上げらしい。


本当は迎えに行くはずだったのにこいつらが離してくんない。