ふんっ、のたれ死んじまえ!

禊「ククッ、嘘だよ。

おっと、時間だ。」
時計を確認した禊は言った。
時間?

亜「なんの?」

禊「まぁ行きながら話すから。

ついて来て。」

ついて行かないとまためんどくさいことになりそうなのでついて行った。

亜「どこに行くんだよ…」

ポツリと呟き、玄関に止まった長いリムジンに乗った。

禊「いい?亜瑠は俺から絶対離れないで。
何か言われても俺に話し合わせて。ね?」

亜「分かったよ。」
何すんのかもう分かったし。

禊「あれ?亜瑠にしては潔くない?」

なんだよ、にしては。って!

亜「だって、パーティーに行くんでしょう?」


そのためのドレス化粧。
普通に分かるわ。